ストリートアートとは何?種類や書き方について解説します!
街を歩いていると、街中に文字が書かれていたり、壁に巨大な絵が描かれていたりすることがあると思います。こうした落書きのようなアートを「ストリートアート」といいます。
今回は、そんなストリートアートの書き方について解説します。
注目を集められる、おしゃれなストリートアートの書き方を一緒に身に着けていきましょう。
ストリートアートに多いグラフィティとは何?
グラフィティとは、スプレーやフェルトペンなどを使って、壁や電車の車両に描かれた絵や文字のことです。また、グラフィティを書く人たちのことをライター、もしくはペインターといいます。
もともと「グラフィティ(graffiti)」は、「引っかくこと」「引っかかれたもの」を意味するイタリア語の「graffio」から派生した言葉です。
ヒップホップから生まれたとされてますが、実はロックからの影響もかなり強く受けているのもグラフィティの特徴です。
ストリートアートの種類は?それぞれの書き方は違うの?
ストリートアートにはいくつか種類があり、それぞれの特徴と書き方をお伝えします。「ステンシル・アート(Stencil Art)」は、段ボールや厚紙などを使ってデザインを切り抜き、スプレーペイントやペンキで抜かれた型のイメージを壁に写していく技法です。
型を使うので、手で書くのが難しい人でも、誰でも簡単におしゃれな文字やイラストをデザインできます。
「ウッドブロック・グラフィティ(Woodblock Graffiti)」は、段ボールや板に描かれるアートです。
道路表札や看板にボルトで括り付け、取り外せないようにボルトの先端を反り返しています。
「ステッカー・アート(Sticker Art)」では、オリジナルのシールを壁や看板などに貼り付けます。
コストを抑えて作品を作れるのと、壁や看板へのダメージが小さいことから、ストリートアーティストからの人気が高いです。
「ストリート・ポスター・アート(street poster art)」は、薄めの紙に書かれたイラストを壁に貼り付けるアート作品です。
オーストラリアのメルボルンには、たくさんの素晴らしい作品が点在しています。
「ストリート・インストレーション(Street Installation)」は、平面の絵ではなく、彫刻やフィギュア作品に近いアートです。
2Dではない斬新さが、ストリートアートの中でも特別な雰囲気を醸し出しています。
「逆グラフィティ(Reverse Graffiti)」は、法律のグレーゾーンをせめた作品で、壁の汚れをペンキやスプレーの代わりに使って作るアート作品です。
ステンシルやフリーハンドで、イラストを写す作業を行っていきます。
まとめ
ストリートアートには、他のアート作品にはない独特のアーティスティックな雰囲気があり、デザインが好きな方は自分でもマネしたいと思ったことがあると思います。一見難しそうに感じますが、今回お伝えしたストリートアートの種類と書き方を把握して、自分だけのオリジナルな作品を完成させましょう。