【1枚からOK】生地がいいオリジナルTシャツの作り方|プロが教える素材選びとおすすめ5選
「せっかくオリジナルTシャツを作るなら、デザインだけでなく生地にもこだわりたい」
「着心地が良くて、洗濯してもヨレない、長く愛用できる一枚が欲しい」
「でも、生地の種類が多くて何を選べばいいかわからない…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?オリジナルTシャツの満足度は、実は「生地」で大きく変わります。ペラペラですぐにダメになってしまうTシャツでは、せっかくのデザインも台無しですよね。
この記事では、Tシャツ作りで後悔しないための「生地がいい」Tシャツの選び方を徹底解説。さらに、1枚からでも注文できる高品質なTシャツを、具体的な用途に合わせて5つ厳選してご紹介します。この記事を読めば、あなたも自信を持って最高のオリジナルTシャツを作れるようになります。
なぜオリジナルTシャツは「生地」が命なのか?
オリジナルTシャツ作りと聞くと、多くの人がまずデザインを思い浮かべるでしょう。しかし、そのデザインを支え、Tシャツ全体の印象を決定づけるのが「生地」です。
- 着心地と快適性:直接肌に触れるものだからこそ、生地の肌触りは重要です。柔らかい、サラッとしているなど、素材によって着心地は全く異なります。
- 耐久性と寿命:洗濯を繰り返しても型崩れしにくく、首元がヨレにくい「タフさ」は、生地の厚みや縫製によって決まります。
- 見た目の印象と高級感:生地の厚みや質感は、Tシャツの「高級感」に直結します。適度な厚みのある生地は、一枚で着ても安っぽく見えず、しっかりとした印象を与えます。
- プリントの仕上がり:生地の種類によって、インクの乗りや発色が異なります。デザインを美しく見せるためにも、プリント方法と相性の良い生地を選ぶことが大切です。
つまり、「生地がいい」Tシャツを選ぶことは、デザインの価値を最大限に引き出し、長く愛される一枚を作るための最も重要な第一歩なのです。
後悔しない!オリジナルTシャツ生地の選び方【3つのポイント】
「生地が重要なのはわかったけど、具体的にどう選べばいいの?」という方のために、押さえるべき3つのポイントを解説します。この3つを基準に考えれば、理想の一枚がきっと見つかります。
ポイント1:素材で選ぶ(綿・ポリエステル・混紡)
Tシャツの素材は、主に「綿(コットン)」「ポリエステル」、そして両者を混ぜ合わせた「混紡」の3種類です。それぞれの特徴を理解し、用途に合わせて選びましょう。
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綿(コットン)100%:着心地と風合いの王様
- メリット:天然素材ならではの柔らかく優しい肌触りが最大の魅力です。吸湿性に優れ、汗をしっかり吸収します。熱に強く、インクのノリも良いため、美しいプリントが可能です。
- デメリット:汗を吸うと乾きにくく、洗濯で縮んだりシワになったりしやすい点には注意が必要です。
- こんな人におすすめ:普段着やアパレルグッズなど、着心地を最優先したい方。
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ポリエステル100%:機能性を求めるならコレ
- メリット:水分を素早く乾かす「吸汗速乾性」が抜群で、サラサラした着心地を保ちます。シワになりにくく、洗濯しても型崩れしにくい高い耐久性を誇ります。
- デメリット:化学繊維特有のゴワつきを感じることがあり、肌触りは綿に劣ります。静電気が起きやすいという特徴もあります。
- こんな人におすすめ:スポーツやアウトドア、汗をかくイベントや作業着など、機能性を重視する方。
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混紡素材(綿ポリ・トライブレンド):いいとこ取りのハイブリッド
- メリット:綿の「着心地の良さ」とポリエステルの「機能性」を両立させた素材です。綿100%よりシワになりにくく、ポリエステル100%より肌触りが良いのが特徴です。綿とポリエステル、レーヨンを混ぜた「トライブレンド」は、とろけるような柔らかさが魅力です。
- デメリット:両方の素材のメリットを持つ反面、毛玉ができやすいなど、両方のデメリットも受け継ぐ場合があります。
- こんな人におすすめ:着心地も機能性も妥協したくない、バランスの取れた一枚が欲しい方。
ポイント2:生地の厚さ(オンス)で選ぶ
Tシャツの品質を示す客観的な指標が「オンス(oz)」です。これは生地の重さを表す単位で、数値が大きいほど生地が厚く、丈夫になります。
- ライトウェイト(~4.9oz):薄手で軽く、涼しい着心地。インナーや重ね着に向いていますが、淡い色は透けやすいので注意が必要です。
- スタンダードウェイト(5.0oz~6.1oz):最も一般的でバランスの取れた厚さ。「5.6oz」は多くのブランドで「高品質」の基準とされており、透けにくく、型崩れしにくいため、一枚で安心して着られます。
- ヘビーウェイト(6.2oz~):肉厚で非常に丈夫。高級感があり、体のラインを拾いにくいのが特徴です。長く愛用したい、特別な一枚におすすめです。
【重要】透けにくさを求めるなら「5.6オンス以上」が絶対条件!
特に白Tシャツで気になる「透け感」。これを避けるには、最低でも5オンス以上、安心して一枚で着たいなら5.6オンス以上を選ぶのが鉄則です。
ヘビーウェイトTシャツ|5.6oz|00085-CVT|Printstar
ポイント3:糸の種類で選ぶ(コーマ糸・オープンエンド糸)
あまり知られていませんが、生地を構成する「糸」の種類も、Tシャツの風合いを大きく左右します。
- コーマ糸(リングスパン糸):手間のかかる工程で短い繊維を取り除き、長くて均一な繊維だけで作られた高品質な糸です。表面が滑らかで光沢があり、肌触りが非常に良いのが特徴。高級感のあるTシャツによく使われます。
- オープンエンド糸(空気紡績糸):空気の力で繊維を紡いだ糸で、ふっくらとしたボリュームと、ザラっとしたドライな質感が特徴です。ヴィンテージTシャツのような、ラフでカジュアルな風合いを楽しめます。
「なめらかで上質なTシャツ」が欲しいならコーマ糸、「味のあるカジュアルなTシャツ」が欲しいならオープンエンド糸を選ぶと良いでしょう。
【用途別】これが正解!生地がいいおすすめTシャツ5選
生地の選び方がわかったところで、いよいよ実践編です。「生地がいい」と評判で、1枚からでもオリジナルプリントが可能なTシャツを、私たちTUQRU(ツクル)が厳選しました。あなたの目的にぴったりの一枚が必ず見つかります。
①普段着・アパレル品質なら「ハイクオリティー Tシャツ|5.6oz|5001シリーズ|United Athle」
「よれない・透けない・長持ちする」という三拍子を高いレベルで実現した、まさにTシャツの王道。アパレルブランドの販売品や、こだわりのオリジナルグッズを作るなら、まずこの一枚をおすすめします。
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ポイント:
- 安心の5.6オンスで、透けにくさと耐久性は抜群。
- 首元は伸びにくいダブルステッチ仕様で、長く着てもヨレにくい。
- なめらかな肌触りのセミコーマ糸を使用し、着心地もプリントの仕上がりも上質です。
こんなシーンに最適!
・アパレルブランドのオリジナル商品
・長く使える記念品やプレゼント
・一枚でサマになる普段着
(https://tuqru.com/collections/ranking/products/5001-series-united-athle)
②コスパと品質のバランスなら「ベーシックTシャツ|5.0oz|00086-DMT|Printstar」
「品質は落としたくないけど、コストも抑えたい」そんなわがままを叶えてくれるのがこのTシャツ。程よい厚みとスタイリッシュなシルエットで、幅広いシーンに対応できる万能選手です。
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ポイント:
- 5.0オンスの程よい生地厚で、軽やかな着心地と透けにくさを両立。
- 綿100%の天竺編みで、肌触りも良好です。
- 手頃な価格ながら、しっかりとした品質を誇るコストパフォーマンスの高さが魅力です。
こんなシーンに最適!
・初めてのオリジナルTシャツ作り
・クラスTシャツやサークル活動
・気軽に使える自分だけの一枚
③スポーツ・アクティブシーンなら「ドライTシャツ|4.4oz|00300-ACT|glimmer」
スポーツやアウトドアなど、汗をかくシーンでの快適性を追求した機能性Tシャツの決定版。ドライTシャツのパイオニア的存在で、多くのチームウェアに採用されています。
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ポイント:
- ポリエステル100%のメッシュ素材で、抜群の吸汗速乾性を実現。汗をかいてもベタつかず、サラッとした着心地が続きます。
- 有害な紫外線をカットするUVカット機能付き。
- 4.4オンスと軽量で、体の動きを妨げません。
こんなシーンに最適!
・スポーツチームのユニフォーム
・ランニングやジムでのトレーニングウェア
・夏の野外イベントや作業着
④快適な着心地を追求したドライTシャツなら「ドライアスレチック Tシャツ|4.1oz|5900シリーズ|United Athle」
同じドライTシャツでも、より快適な着心地を求めるならこちら。United Athleのこだわりが詰まった、ワンランク上の機能性Tシャツです。
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ポイント:
- 生地の裏面が凹凸のあるリバーシブルメッシュになっており、肌への接地面が少なく、汗をかいても生地が肌に張り付きにくいのが特徴です。
- 4.1オンスと非常に軽く、インナーとしても大活躍します。
- もちろん、吸水速乾・UVカット機能も備えています。
こんなシーンに最適!
・長時間の着用が想定されるスポーツシーン
・汗をかく季節のインナー
・着心地にこだわるアクティブな方
⑤プリントの美しさと着心地を両立「ドライシルキータッチ Tシャツ (ローブリード)|4.7oz|5088シリーズ|United Athle」
「機能性Tシャツにきれいなプリントをしたいけど、色がにじむのが心配…」そんな悩みを解決するのがこの一枚。まるでシルクのような肌触りと、美しいプリントの仕上がりを両立した高機能Tシャツです。
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ポイント:
- ポリエステル生地へのプリント時に起こりがちな「ブリード(色の昇華移行)」現象を抑制する特殊な生地を採用。デザインが変色しにくく、鮮やかな発色を保ちます。
- その名の通り、シルクのような柔らかでなめらかな肌触りをとことん追求。
- 4.7オンスの生地は、着心地としっかり感を両立した絶妙な厚みです。
こんなシーンに最適!
・デザインや色にこだわりたいスポーツウェア
・写真やイラストをきれいにプリントしたい方
・プロ仕様の本格的なチームTシャツ
1枚からでも大丈夫!TUQRUでオリジナルTシャツを作る簡単な流れ
「こんなにこだわると、注文が難しそう…」と思った方もご安心ください。TUQRUなら、誰でも簡単に、スマホひとつで高品質なオリジナルTシャツが作れます。
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STEP1:Tシャツを選ぶ
今回ご紹介した5つのTシャツをはじめ、豊富なラインナップからお好みのTシャツを選びます。
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STEP2:デザインする
無料のデザインツールを使って、写真やイラスト、テキストを自由に配置。専門的なソフトは不要で、直感的に操作できます。
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STEP3:注文する
サイズと枚数を決めたら注文完了!TUQRUは1枚からでも注文OKで、WEB上で見積もり可能です。
よくある質問(Q&A)
Q. 白いTシャツは本当に透けませんか?
A. 生地の厚さが重要です。今回ご紹介した「ハイクオリティー Tシャツ(5.6oz)」のように、5.6オンス以上のしっかりした生地を選べば、一枚で着てもインナーが透ける心配はほとんどありません。
Q. 写真やフルカラーのイラストもきれいにプリントできますか?
A. はい、もちろんです。TUQRUでは業界トップクラスの印刷機を使用しており、写真やグラデーションなどの繊細なデザインも、1枚からフルカラーで美しく再現します。
まとめ:こだわりの生地で、最高の一枚を。
「生地がいい」オリジナルTシャツを作ることは、決して難しくありません。
- 「素材」「オンス(厚さ)」「糸の種類」の3つのポイントを理解する。
- 「何のために作るのか」という用途を明確にする。
- 用途に合った最適なTシャツを選ぶ。
このステップを踏むだけで、あなたのオリジナルTシャツは、デザインだけでなく品質でも満足できる、特別な一枚になるはずです。
TUQRUでは、今回ご紹介したTシャツ以外にも、様々なブランド、素材、厚さのアイテムを豊富に取り揃えています。そして、そのすべてが1枚から、デザインツールで簡単に作成可能です。
あなただけのこだわりのデザインを、最高の生地に乗せて形にしてみませんか?