Tシャツの黄ばみの原因とは？時間が経った場合の落とし方もご紹介！

2024年4月8日

Tシャツの黄ばみの原因とは？時間が経った場合の落とし方もご紹介！

Tシャツは私たちの日常生活に欠かせないアイテムですが、気づけば黄ばみができてしまうことも少なくありません。
特にお気に入りの一枚がその犠牲になった時の落胆は大きいもの。
では、この厄介な黄ばみは一体どこから来るのでしょうか。
そして、時間が経過した後でも、その黄ばみを落とす方法はあるのでしょうか。
この記事では、Tシャツが黄ばむ原因と、その対処法について詳しくご紹介します。

Tシャツの黄ばみの原因

Tシャツが黄ばむ主な原因には、以下のようなものがあります。
1:皮脂や汚れ
Tシャツには、着用中に肌から分泌される皮脂や外から付着する汚れが積もります。
これらが酸化することで、特に汗を多くかく脇や首周りで黄ばみが生じやすくなります。
2:タバコのヤニ
喫煙者の衣服や喫煙環境にさらされることで、タバコのヤニが衣服に付着し、黄ばみの原因になります。
ヤニは黄色い色素を含んでおり、しみ込んだ際に黄ばみを引き起こします。
3:制汗剤
制汗剤やデオドラントに含まれる成分が衣服に付着し、黄ばみの原因になることがあります。
アルミニウムを含む制汗剤は特に、黄色いシミを形成しやすいとされています。
4:日焼け
太陽の紫外線に長時間さらされたTシャツは、色素の酸化により黄ばむことがあります。
白いTシャツは特に紫外線に敏感で、黄ばみやすいです。
5:未使用
販売時に未使用であっても、人の手が触れることで付着した汚れや皮脂が酸化し、黄ばみの原因となり得ます。

時間が経った場合の落とし方

時間が経ったTシャツの黄ばみを落とすには、漂白剤を使った方法が効果的です。
ここでは、特に酸素系漂白剤を用いたつけ置き洗いと塗り洗いの方法をご紹介します。
1:つけ置き洗い
全体的な黄ばみや軽い黄ばみには、洗濯桶に40℃のぬるま湯を張り、洗濯洗剤と酸素系漂白剤を溶かしてTシャツを20分から1時間つけ置きする方法が有効です。
その後、洗濯機で通常通り洗いましょう。
2:塗り洗い
頑固な黄ばみには、黄ばみ部分に直接酸素系漂白剤を塗布し、洗濯機で洗う方法がおすすめです。
より効果を高めるためには、漂白剤を塗布した後、5分程度放置することがポイントです。
3:漂白剤の注意点
塩素系漂白剤は色落ちのリスクがあるため、酸素系漂白剤の使用をおすすめします。
使用前には必ず洗濯表示を確認し、「漂白剤使用不可」のTシャツには使用しないよう注意しましょう。
4:重曹の利用
重曹は自然由来で肌に優しいため、小さな子どもやペットがいる家庭にも安心して使用できます。
重曹をペースト状にして黄ばみに直接塗布し、1〜2時間放置後に洗濯することで、軽い黄ばみを落とすことが可能です。