Tシャツの素材と糸を比較!素材選びだけでもこんなに楽しめるオリジナルTシャツ制作
Tシャツは、素材や糸の種類によって着心地が異なります。この記事では、Tシャツに用いられる素と糸について比較します。
これからTシャツを買う際は、デザインやシルエットだけでなく、素材や糸に注目してみませんか。
Tシャツに使われる素材を比較しよう!コットンとポリエステルどっちが良い?
ここでは、コットンとポリエステルのそれぞれの特徴について解説します。素材を比較してみて、用途に合うTシャツの素材について知りましょう。
1.コットン コットン、すなわち綿はTシャツに最も一般的に使用される素材です。
コットンは、柔らかく、肌に優しく、保温性にも優れています。
また、染色性やプリントのしやすさもコットンの大きな利点です。
しかし、コットンには注意した方が良い点もあります。
コットンは中空繊維のため、水分を含みやすく、乾燥時には縮む性質があるのです。
特に洗濯後の乾燥機使用は、急激な温度変化により縮みを引き起こす可能性があります。
2.ポリエステル ポリエステルは、吸水性、速乾性に優れているため、スポーツTシャツによく使われています。
吸水性や吸湿性はないため、汗は吸えませんが、汗をかいてもすぐに乾いてくれます。
Tシャツの着心地を左右する糸の種類について
Tシャツの着心地は糸の種類によっても大きく異なります。ここでは、代表的な糸を3種類紹介します。
カード糸
カード糸はTシャツに最も一般的に使用される糸で、カーディングの工程を経て製造されます。この糸は固めの風合いが特徴で、カード糸が使われているTシャツを好んで着る方もいるそうです。
コーマ糸
コーマ糸は、コーミング工程を経て、不良部分を約20%取り除くことで、高品質な糸にすることを実現しています。コーミング工程があることで、毛羽が少なくつややかな質感の生地に仕上がりますが、価格も高くなる傾向があります。
セミコーマ糸
セミコーマ糸はカード糸とコーマ糸の中間に位置し、品質と価格のバランスが取れています。この糸は、毛羽を抑えられて、コーマ糸に比べて手頃な価格で提供されるため、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
まとめ
この記事では、Tシャツの使われる素材と糸について比較しました。コットンポリエステルは、肌触りや保温性、吸水性、速乾性に違いがあります。
また、カード糸、コーマ糸、セミコーマ糸には、品質に違いがあります。
当社では自分だけのオリジナルTシャツ作りをサポートしていますので、気になった方はお気軽にお問い合わせください。