tシャツにアイロンをかける手順とは?確認するべきことも併せて解説します!
皆様の中で、Tシャツにアイロンをかける手順をご存じでない方はいらっしゃいますか。仮に知っていたとしても意外にうまく仕上がらないとお悩みの方も多いかと思います。
そこで今回は、アイロンのかけ方と重要なポイントを合わせてご紹介いたします。
tシャツにアイロンをかける前に確認すべきこと
アイロンをかける前に確認するべき重要な点がございます。それは、「洗濯表示タグに記載された指示」です。
Tシャツなどの衣類には、「洗濯表示マーク」が付いております。
このマークの指示に従ってアイロンを使用することが重要です。
それではまず、アイロンの温度に注目しましょう。
洗濯表示には4種類のアイロン温度表示があります。
なお、2016年6月を境に表記が変わっていますのでご注意ください。
「低」「・」:アイロンの底面温度を110℃までとし、仕上げが可能です。
「中」「・・」:アイロンの底面温度を150℃までとし、仕上げが可能です。
「高」「・・・」:アイロンの底面温度を200℃までとし、仕上げが可能です。
「×(バツ印)」:アイロンは使用禁止です。
洗濯表示のアイロンマークによって、設定すべきアイロンの温度がわかります。
また、綿100%のTシャツでシワがひどくない場合は、スチームアイロンを使用することをおすすめします。
霧吹きを直接かけると水分が浸透しやすくなり、シワを取る効果が高まります。
この場合は、アイロンはドライ状態でご使用ください。
さらに、Tシャツにプリント部分がある場合は、あて布を使いましょう。
直接アイロンをかけると、染料が溶けたり変色したりすることも。
また、刺繍や装飾が施されている箇所もデリケートですので、注意が必要です。
周囲のシワを伸ばした後、できるだけ短時間でアイロンをかけるのが、長持ちさせるコツです。
あて布はハンカチで代用できますが、柄物や色物は色移りのリスクがあるため、無地の白いものがおすすめです。
tシャツにアイロンをかける手順をご紹介します
まず、アイロンのかけ始めは左右の袖から行いましょう。袖から身ごろの中心に向かって、軽くアイロンを当てます。
袖には縫い代がありますので、力を入れすぎないようにご注意ください。
不安な場合は、アイロンを直接当てずに少し浮かせるか、あて布を使用するといいでしょう。
次に、身ごろ部分をアイロンがけしていきます。
後身ごろから前身ごろ、首から裾に向かってアイロンをかけるのがポイントです。
言い換えると、「狭いところから広いところ」、「上から下」の順番です。
もしTシャツが大きくてアイロン台に収まらない場合は、半分に折って左右に分けてアイロンをかけてください。
また、裏側からもアイロンをかけるとよりキレイに仕上がります。
アイロンがけが終わったらすぐに収納せず、ハンガーに吊るしておくようにしましょう。
布生地は冷めるときに形が決まりますので、アイロンがけの直後に畳むと深い畳みジワができてしまう可能性があります。
そのため、アイロンを片付ける間だけでもハンガーに吊るしておくことをおすすめします。
まとめ
今回はTシャツにアイロンをかける手順と、確認するべきことについて紹介しました。きちんとしたアイロンのかけ方を知っていれば、毎日気持ちよく、きれいなシャツを着て過ごせますよね。
当社は、そんな素敵な毎日をかたちづくるものづくりをしております。
ものづくりに関して気になった方はぜひ当社へご相談ください。