tシャツの丈が長い!丈詰めの方法を解説します!
近年、オンラインショッピングの利用が増えています。オンラインショッピングだと服の試着ができずに、自分の体型に合うかいまいちわからないまま購入してしまうことがありますよね。
実際に届いたら、イメージしていたよりも丈が長かったということもあるのではないでしょうか。
しかし、せっかく買った服をしっかりと着こなしたいという方もいらっしゃると思います。
そんな方は、丈を短くしてみてはいかがでしょうか。
今回は、tシャツの丈詰め方法をご紹介します。
丈詰めする前に知っておきたいこと
tシャツは洋服の中でも丈詰めしやすい衣類ですが、丈詰めする時に気をつけるべきポイントが2つあります。1つ目は、穴が空いたり切れ込みが入ったりすると、ほつれやすくなってしまうことです。
tシャツの構造上、糸が断ち切られるとほつれやすくなってしまいます。
また、切りっぱなしにすると端が丸まってしまいます。
これらの特徴を使って、端が丸まったデザインやダメージ加工風のデザインにする場合にはかまいませんが、もとの状態より耐久性は落ちてしまいます。
2つ目は、引っ張りすぎると伸びてしまうことです。
素材にもよりますが、tシャツは衣類の中でも伸びやすいです。
縫うときに力が入りすぎてしまうと、伸びてしまうので注意が必要です。
丈詰めをする時には、tシャツがほつれやすく伸びやすいことに注意しましょう。
tシャツの丈詰め方法を解説!
tシャツの丈詰め方法の中でも、比較的簡単な4つの方法をご紹介します。1.手縫いでの丈詰め 元の状態から形を変えようとするとどうしても強度が落ちてしまいますが、手縫いで丈詰めをすると強度を上げられます。
まず、tシャツを丈詰めしたい長さに折り、裾が真っ直ぐなことを確認してアイロンで折り目を付けてまち針で仮留めします。
しつけ縫い、まつり縫いの順で縫っていきましょう。
最後にしつけ縫いを解いて完成です。
2.ミシンを使った丈詰め 手縫いよりも素早く、クオリティーの高い丈詰めを希望の方はミシンがおすすめです。
まず、詰めたい長さに折ってアイロンをかけ、まち針で仮留めします。
ミシンで縫っていけば完成です。
比較的手軽にできますが、使用する糸には注意が必要です。
糸は、ニット用のミシン糸を使用しましょう。
また、糸の色はできるだけTシャツと同じ色にすると、違和感なく仕上がります。
3.裾上げテープでの丈詰め 手縫いが苦手でミシンを持っていない方は、簡単に丈詰めできる裾上げテープを使うのがおすすめです。
用意するものも裾上げテープとアイロンのみです。
裾上げテープはtシャツと同じような色を選びましょう。
まず、丈を詰めたい分だけ折り曲げましょう。
このときの折り込んだ長さが、完成した時の丈の長さになるので、よく確認をして進めましょう。
次に、折り目に軽くアイロンを当て、裾の長さでテープをカットし、アイロンでテープを貼り付けます。
そして、折り曲げた裾の上にテープを置いて同じようにアイロンを当てます。
アイロンの熱が冷めたら完成です。
4.専門会社に依頼 クオリティー重視の方は専門の丈詰め会社にオーダーするのがおすすめです。
まとめ
今回は、tシャツの丈詰めについて、特に簡単な方法について解説しました。丈詰めする際には、手軽さやクオリティー、素早さなどの中から何を重視するか、どんな希望があるかで丈詰め方法を選びましょう。
購入したものの、丈の長さがしっくりこない方はぜひお試しください。