Tシャツのデザインを決める際には著作権にも要注意!
Tシャツのデザインを決める上で、かっこいいロゴやおしゃれなイラストを使いたくなってしまいますよね。しかし、他人が作ったロゴやイラストなどを使用する際には著作権について意識しなければいけません。
そこで今回は、Tシャツのデザインに関わる著作権と、具体的な注意点についてご紹介します。
Tシャツのデザインを考える時は著作権に注意しよう!
著作権とは著作権者の作品を保護する権利です。Tシャツのデザインを決める際には、著作権に注意しましょう。
漫画やアニメのキャラクター、バンドや映画のロゴ、企業ロゴ、雑誌や書籍のタイトル、著名人の名前や写真など、これらのものをTシャツのデザインに用いる際には著作権を意識しなければいけません。
これらは、著作者や企業に著作権があり、法律によって保護されています。
もしも、これらのものをTシャツのデザインにしたいと考えた場合には、著作権者に許可を取りましょう。
著作権によって守られている著作物は、著作者の許可によって利用を許可される場合があります。
デザインを作成する際の具体的な注意点とは?
元のキャラクターを連想させるデザインはNG
架空のキャラクターやマスコットを参考に描いたイラストは著作権侵害に当たります。キャラクターを複製したわけではないから著作権侵害に当たらないと考える人や、イラストとの一致率が低いから著作権侵害に当たらないと考える人がいるかもしれませんが、これは間違いです。
イラストの上手さに関わらず、なんの絵を写したのか分かるようなイラストは著作権法に触れてしまいます。
イラストやロゴのパロディはNG
著作物をパロディ化させてデザインに落とし込んだとしても、著作権法に触れてしまいます。どのようなイラストやロゴをパロディ化したか分かるような場合には、著作権を侵害しているという見方が一般的です。
歌詞や小説の一部をデザインにするのはNG
著作権によって守られている範囲は、イラストやロゴ、写真だけでなく歌詞や小説、詩などの文にも含まれます。クラスのイメージに合っている曲から一部を引用したり、流行っている曲の歌詞を一部引用したりしてTシャツのデザインに落としこんだ場合も著作権侵害に当たります。
まとめ
今回は、Tシャツのデザインを決めるときに関わってくる著作権について、またデザインを作成する際の具体的な注意点についてご紹介しました。Tシャツのデザインに既存のキャラクターやロゴなどを使用する際には著作権に注意しなければいけません。
安心して、楽しいイベントにするためにも著作権を侵害しないようにデザインを決めましょう。