ジッパーが外れたら?修理方法について解説!
いつも通り使っていたのにファスナー部分だけがうまく動かず壊れてしまったことはありませんか。
ファスナーの破損は、破損部分や原因によって、直し方が異なります。
ファスナーの構造を理解しておくことで、破損に対して自分で対処できる可能性があります。
今回は、ファスナーに関するさまざまなトラブルに関して自分でできる修理方法について紹介します。
ジッパーの仕組みについて
一般的にジッパーは、「スライダー・エレメント・テープ・箱」の4つで構成されています。スライダーはファスナーをつまんで動かしている部分です。
エレメントはファスナーの中央にある噛み合う歯の部分を指します。
テープはエレメントと衣服を縫い合わせている部分で、スライダーとエレメントが取り付けられている土台です。
箱はファスナー下部の始点を指します。
ファスナーは金属製の金属ファスナーと、樹脂製のコイルファスナー・ビスロンファスナーがあります。
金属ファスナーは、昔からあるタイプで、エレメントが金属でできているものの総称です。
樹脂射出ファスナーはエレメントがコイル状になっており、柔軟な仕上がりです ビスロンファスナーはテープに射出成型されたものです。
他のファスナーよりエレメントが主張されるので衣服にアクセントを添えることが可能です。
どの素材のファスナーも、スライダーを動かすと、歯車の原理でエレメント部分が噛み合わされる仕組みです。
ジッパーが外れたら?直し方とは?
スライダーの片側や両側が外れるという故障の仕方があります。片側が外れた場合
まずは、スライダーの隙間にエレメントを押し込んでみましょう。うまく押し込めない場合には、マイナスドライバーとペンチを使用します。
ドライバーでスライダーの隙間部分を広げ、エレメントを入れます。
そして、エレメントを挟んだままペンチで少しずつ挟むことで対処できます。
この時、狭めすぎると動かなくなるため注意しましょう。
両側が外れてしまった場合にも、片方ずつペンチで隙間を広げて調整できます。
ただ、この方法は応急処置であり、長年の負担でエレメントがすり減っている場合には適用できません。
また、応急処置を繰り返しているとスライダーやエレメントを傷つけるリスクがあります。
ペンチを使った応急処置をご自身でされる場合、慎重に試みてください 万が一破損してしまったら、ファスナーの交換が必要です。
まとめ
ファスナーについて、知っておきたい基礎知識をご紹介しました。
構成や仕組みについて知ることで、応急処置の方法を理解できますよね。
また、ファスナーの修理の仕方を知っておくと、オリジナルのアイテムを作ったときにも役に立ちます。
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