スカートや上着についているチャック直し方とは?チャックの仕組みとともに解説!
上着やスカートなどの衣服にはチャックがついているものがあります。このような衣服を着るときに、多くの人はチャックがなかなか閉まらないというような経験があるはず。
チャックが閉まらないと着られないスカートは、チャックが故障してしまうと直すほかありません。
そこで今回は、基礎知識であるチャックの仕組みとチャックが壊れたときの直し方について紹介します。
チャックの仕組みとは?
チャックはさまざまな部品が集まることによってできています。それぞれ役割が存在し、全て揃わなければチャックとして機能しません。
チャックの部品とそれぞれの役割について紹介します。
1:エレメント エレメントはチャックの両サイドについており、ギザギザしている歯がついている部分です。
このエレメントの歯が左右交互に噛み合うことによってチャックは閉まります。
2:スライダー スライダーは、エレメントの上を走りチャックの開閉をコントロールする部品です。
そのため、スライダーは、チャックのついている衣服を着る際に最も触る機会が多のではないでしょうか。
エレメントが左右交互に噛み合うのは、スライダーが左右のエレメントを寄せ合ってスライダー内で噛み合わせているからです。
3:箱 箱と呼ばれる部品はエレメントの一番下についている左右のエレメントをはじめに噛み合わせる部分です。
箱は左右のエレメントが閉まる始発点と言えます。
4:テープ 衣服とチャックをつないでいるエレメントの外側の部分をテープと呼びます。
どのようなチャックもこれら4つがしっかり機能してチャックの役割を果たします。
壊れたチャックの直し方とは?
チャックを使っていると壊れる場合もあります。しかし、今着たいというとき時にチャックが外れてしまったり、チャックが閉められなかったりすると着られないようになってしまいます。
すぐに着られるようにするために、応急処置の方法を知っておきましょう。
チャックが壊れたときの応急処置は、ゆっくりと元の状態を目指して動かすことです。
この際に、衣服が噛んでしまっていると生地を傷める原因になり得るので、無理には動かしてはいけません。
他にも、安全ピンを活用する方法もあります。
どうしても直らないという人は、1度安全ピンでチャックを閉めておくと良いかも知れません。
まとめ
チャックはスカートや上着などのさまざまな衣服についています。自分の持っている衣服がもしもの時に着られない状態になってしまっては困ります。
あらかじめチャックの応急処置や直し方を知っていると、すぐに対応できすぐに着られるようになるかも知れません。
チャックの仕組みと応急処置、直し方について頭に入れておきましょう。