リュックのチャックが外れた！そんなときはどうしたら良い？解決策をご紹介！
チャックが外れてしまったらもう使えないと思われる方もいらっしゃいますが、実は簡単に直せるのです。
今回は、リュックのチャックが外れたときの原因と直し方をご紹介します。
リュックのチャックが外れた原因
チャックが外れる原因によって修理方法が異なります。原因は大きく3つです。
1つ目は、スライダーが緩んでいるからです。
チャックのエレメントを引っ掛けている部分が広がり、エレメントから外れていることが考えられます。
エレメントとは、左右にあるギザギザの部分です。
このエレメントが噛み合うことで、チャックが閉まる仕組みです。
2つ目は、エレメントが破損しているからです。
エレメントの一部が折れたり、欠けたりするとその間からスライダーが外れてしまいます。
3つ目は、上止・下止のどちらかが壊れているからです。
留め具がなくなり、エレメントの端からスライダーが外れていることが考えられます。
チャックが外れたときの解決策
応急措置
スライダーが生地を噛んでしまったら、無理矢理スライダーを動かすのは禁物です。無理矢理動かそうとすると生地を傷めてしまいます。
生地を噛んだときは、生地をスライダーから優しく引っ張りましょう。
片方だけチャックが外れたときは、原因が2つあります。
1つはエレメントが壊れた場合ですが、そのようなときはエレメントを山折りにして広げ、スライダーにはめ込むようにすると元に戻りやすくなります。
もう1つは、エレメントが壊れずに外れた場合ですが、その際はスライダーを下止まで動かし、エレメントを山折りにしてスライダーの端からはめ込みましょう。
しかし、これは応急措置なので、できるだけ早く補修することをおすすめします。
じっくり直すとき
チャックが生地を噛んでいる場合は、マイナスドライバーを使用してスライダーを押し上げましょう。すぐには直せないので、ゆっくりと焦らずに行うことが重要です。
片方だけチャックが外れた場合は、スライダーの上の部分をペンチで広げ、エレメントを入れ込みましょう。
スライダーをペンチで広げると変形するのではないかと思われる方もいらっしゃいますが、エレメントが壊れるよりもスライダーが壊れる方が簡単に直せるので、時間がある場合はこの方法で直すのがおすすめです。
まとめ
今回は、リュックのチャックが外れたときの原因と直し方をご紹介しました。
応急措置で直す方法もご紹介しましたが、あくまでも応急措置なので、そのまま使用するとまたチャックが外れてしまいます。
そのため、時間があるときにゆっくりと完全に直すことをおすすめします。
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