ファスナーの修理の仕方について紹介します!
服や財布など様々な所で使われているファスナーですが、外出先で壊れてしまったという経験はありませんか。閉まらなくなったり、逆に開かなくなったりといったトラブルは外出先で起こってしまうと困るので、対処法については知っておくと良いでしょう。
今回は、ファスナーの修理の仕方について紹介します。
応急処置の方法について
もし外出先で壊れているのに気付いたら、応急処置をしましょう。お店での修理は数千円ほどかかることもあるので、ちょっとした修理なら自分でやってみましょう。
ファスナーが動かない場合は、劣化が原因として考えられます。
まずは、スライダーをゆっくりと動かしてみましょう。
動かない場合は、リップクリームやワセリンなど、潤滑油になるものを塗って動かしてみると良いでしょう。
布を巻き込んだ場合は、無理に引っ張らず、逆方向に戻しながら布を引っ張るようにしましょう。
また、柔らかい布やデニムのようなしっかりした布を巻き込んだ場合は、ドライバーのように尖ったものを差して取り出す方法もあります。
閉めても勝手に開いてしまう場合は、エレメントが曲がっているか噛み合わせが悪いケースが考えられます。
このケースでは、その場では修理できないため、安全ピンで一時的にとめておくという対処をとりましょう。
ファスナーの修理方法について
スライダーとエレメントの修理
何らかの不具合があり、ファスナーが勝手に開いてしまう場合は、ラジオペンチを使うことで楽に修理可能です。スライダーに隙間が生じている場合は、下をペンチで挟んで少しずつ締めます。
エレメントに問題がある場合は、曲がった部分をペンチで戻します。
外れたファスナーの修理
まずは、ファスナーの下の留め金具とスライダーを外し、両側同時にはめて戻します。留め金具が使える場合は戻して、使えない場合は縫って端を固定すると良いでしょう。
新しく取り付ける場合
新しく取り付ける場合は、ミシン縫いや手縫い、手芸用ボンドを使う方法があります。どの方法でも生地にダメージを与えないように気を付けて、壊れたファスナーを取り除きます。
もともとの位置を参考にして、新しいファスナーを仮止めしたうえで、ミシン縫いや手縫い、ボンドで固定すると良いでしょう。
まとめ
今回は、ファスナーの修理の仕方について紹介しました。壊れていることに気付いた場合は、すぐに応急処置をとるようにしましょう。
また、今回紹介した修理方法が難しい場合は迷わず修理をプロに依頼するようにしましょう。