tシャツのプリントで重要な解像度について紹介します!
tシャツにプリントをする際には、適切な解像度の画像を使用する必要があります。解像度が低ければ、仕上がりがぼやけてしまい、良いtシャツは作れません。
では、オリジナルのtシャツを作るのに適した解像度はどのくらいなのでしょうか。
今回は、tシャツのプリントで重要な解像度について紹介します。
解像度とは
解像度は、画像解像度、画像構成密度とも呼ばれ、1インチの中にドットがどのくらい入っているのかを示す数値です。単位はdpiで表され、数値が大きければ大きいほど高画質な画像ということになります。
反対にこのdpiが少ないと、ドットの数が少ないため画像が粗くなります。
画像を表す単位にはピクセルもありますが、2つの違いは、ディスプレイやプリンタにおける文字の単位か、パソコン上における画像データを扱う時の色情報の単位かという点にあります。
オリジナルtシャツにプリントする際に適した解像度について
解像度の定義については紹介しましたが、実際にオリジナルtシャツを作る場合にはどのくらいの解像度が適しているのでしょうか。オリジナルtシャツに適した解像度は、300dpi以上です。
この数値は、MからLサイズのtシャツで約29センチメートルから40センチメートルの印刷範囲の場合に適した解像度です。
そのため、これより小さい範囲のプリントを行う場合はもう少し低い解像度でも問題ありません。
ただ、基本的には推奨サイズに近い解像度で作成する方が仕上がりが良くなるので、極端にサイズを小さくするのは避ける必要があります。
どのメーカーにおいても300dpiから350dpi以上が推奨されており、元の画像に近づけるためには最低でも150dpiが必要ということを知っておきましょう。
また、解像度は高すぎると良いというものでもありません。
あくまで推奨サイズに合った解像度が適しているので、それよりも解像度を上げると容量が大きくなるだけで出力に時間がかかるというデメリットが生じてしまいます。
また、どれだけ高くしてもピンボケした写真やぼやけた線はプリントしても不鮮明になるだけなので素材としてはあまり良くありません。
まとめ
今回は、tシャツのプリントで重要な解像度について紹介しました。解像度とは、1インチの中でどのくらいの数のドットが入っているかを示す数値で、単位はdpiです。
また、オリジナルtシャツに適した解像度は300dpi以上です。
解像度については、高すぎても低すぎても良くないことを覚えておきましょう。