tシャツの身幅詰めを自分で行う方法とは?注意点もご紹介します!
Tシャツのサイズが合わなくなっても、身幅詰めを行えば、再びそのTシャツを着用できます。しかし、Tシャツの身幅詰めは失敗すると取り返しがつかなくなってしまうこともあるので、いくつかの注意点に気をつける必要があります。
そこで今回は、Tシャツの身幅詰めを自分で行う方法と注意点についてご紹介します。
Tシャツの身幅詰めを自分でやる方法について
まずは、平らな場所にTシャツを置きます。このとき、Tシャツはそのままにするのではなく、裏返しにしてから置きましょう。
裏返しにしたら、線の上に待ち針をします。
次に、詰めたい幅で脇下からTシャツの裾まで線を引きます。
真っ直ぐに線を引くのではなく、アーチ状に書くと体にフィットするシルエットになります。
線を引いた後は、線に沿ってミシンで縫いましょう。
このとき、縫い代を5ミリメートル程度残してから切ることがポイントです。
最後に、縫い代をもう一度縫いましょう。
Tシャツの身幅詰めの際の注意点について!
ここまで、身幅詰めの方法についてご紹介しました。せっかく身幅詰めをしたのに、失敗してしまったということを防ぐために、ここからご紹介する注意点について把握しておきましょう。
1つ目は、バストトップを詰めないことです。
脇からではなく、アンダーバストのあたりから目印をつけると、間違って切り落とすといった失敗を防げます。
また、詰める長さによって、バストとの段差が気になってしまう場合もあります。
その場合は、ナチュラルな形ではなく、スリムな形に修正すると、きれいな仕上がりになります。
2つ目は、縫い代は残しすぎないことです。
先ほど5ミリメートル程度縫い代を残すようにお伝えしましたが、これよりも多く縫い代を残してしまうと、生地が厚く感じる可能性があります。
Tシャツによっては、縫い代が透けて見えるので、縫い代が太すぎた場合は程よい長さに切ることをおすすめします。
ただし、切りすぎてしまうと、Tシャツの耐久性が低くなるため、縫い目を切ってしまわないように注意しましょう。
3つ目は、縫い始めと縫い終わりに気をつけることです。
脇から縫い始める場合、脇に対して角度をつけると、身幅詰めが終わった後に脇に角ができてしまい、見た目や着心地が悪くなってしまいます。
角度をつけるのではなく、脇のラインに添って縫うことで、着心地や見た目に悪影響を及ぼさずに済みます。
まとめ
今回は、Tシャツの身幅詰めを自分でする方法と注意点についてご紹介しました。Tシャツの身幅詰めをする際は、いらなくなったTシャツで一度試してみてから、実際に身幅詰めすることをおすすめします。
着心地や見た目に悪影響を及ぼす場合もあるので、今回ご紹介したような注意点に注意しながら行いましょう。