シャツの丈が合わない!丈直しのやり方を紹介します!
買ったシャツの丈が合わない場合、どうすれば良いのでしょうか。高い服ならまだしも、安く買った服をわざわざお直しに出すのかについては、悩ましいポイントです。
実は、丈直しは自分でも簡単にできるので知っておくと良いでしょう。
今回は、シャツの丈が合わない場合に使える丈直しのやり方を紹介します。
シャツの丈直しのポイントとは
丈直しでは覚えておきたいポイントは2つあります。1つ目は、形です。
シャツには、直しやすい形とそうでない形があります。
特に、側面が三つ折りされているカーブだけなら直しやすいと言えます。
一方で、スリットが入っていたり、立体的な構造になっていたりする場合は自分で直すのが難しいでしょう。
2つ目は、色と素材です。
色によっては、直した跡が残りやすいことがあります。
ポリエステルのような薄い素材は扱いにくく、ツルツルしている素材も滑りやすいのであまり向いていません。
直しやすいのは、綿のシャツのように滑りにくく厚い生地です。
丈直しのやり方について
準備するものは、アイロン、アイロン台、はさみ、ものさし、チャコペン、ミシン、針、ミシン糸、しつけ糸です。なお、ミシン糸はシャツの縫い合わせと同じ色のものを使う必要があります。
また、チャコペンは洗濯で消えやすいものにしましょう。
縫う場合は、手縫いかミシン縫いの2つの選択肢があります。
ミシン目が表から見えなくても良い場合は手縫いでも良いでしょう。
丈直しの手順は、「詰める丈決め」「ライン決め」「カット」「縫う」という工程で進めていきます。
まず詰める丈を決めたら、全体のバランスをチェックしましょう。
バランスをチェックすることで、横・後ろ・前の長さに違和感が生じるのを防げます。
バランスに問題がなければ、ものさしとチャコペンを使ってシャツにできあがり線を付けていきます。
仕上がりを綺麗にするためには、できあがり線の下に仕上がり線を付けると良いでしょう。
線をシャツにそって付けたらその線をはさみで切り、できあがり線にそってアイロンがけをします。
さらに半分にして繰り返しアイロンがけをしたら、しつけ糸で固定していきます。
最後にミシンで縫ったら丈直しのできあがりです。
まとめ
今回は、丈直しのやり方を紹介しました。丈直しは、詰める丈とラインを決めた後、カットして縫うという手順で進んでいきます。
縫う前には必ず全体のバランスを見て仕上がりに違和感がないように注意しましょう。