チャックが直らない時は?外し方についてもお伝えします!
チャックが閉まらなくなった、滑らなくなったなど、チャックに関するトラブルを誰しも経験したことがあるでしょう。この記事では、そのようなチャックのトラブルの対処法について解説します。
チャックを自分で直せない時はどうする?
チャックは自分で簡単に直せる時もありますが、プロに頼まなければ直せない時もあります。例えば、布部分が破れている場合です。
こうなると、チャックを閉めても、布の破れた部分が空いてしまいます。
「布を瞬間接着剤でくっつける」などの方法がネットに書かれていることもありますが、根本的な治療のために、プロの手に任せるようにしましょう。
また、チャックが噛み合わなくなることもあります。
歯が取れてしまっていたり、歪んでしまっていたりすると、チャックは閉まらなくなります。
少しの歪みであれば、自分でピンセットを使って直そうとする方も多いですが、細かい作業になるので失敗のリスクが高いです。
チャックに異常が見られた場合、80パーセント以上は交換しなければ直らないと言われています。
持ち物の寿命を長く保つためにも、少しの延命策を取るのではなく、プロに任せることをおすすめします。
チャックの外し方をご紹介!
今度は、「プロに頼むほどではないけれど、自分で直すのにはコツがいる」場合について解説します。明らかに壊れている、機能しないという場合には修理が必要ですが、自力で直すことができる場合もあります。
チャックが生地を巻き込んでしまったという経験は、誰しも経験したことがあるでしょう。
処置を誤って悪化させてしまえば、チャックが機能しなくなってしまう恐ろしいものです。
この場合は、生地とエレメント(歯)をできるだけ密着させて、スライダーを動かさずに、生地だけを優しく引っ張り出しましょう。
生地が引っ張っても出てこない時は、マイナスドライバーを使って引っ張るのも良いでしょう。
また、スライダーがエレメントを噛んでしまうこともあります。
そのまま引っ張るとエレメントが壊れてしまうので、スライダーは無理に動かさないようにしてください。
どうしても動かない場合は、エレメントに油を差すのもおすすめです。
この時、生地を巻き込む二次被害を防ぐために、生地をピンと張ることを忘れないようにしましょう。
まとめ
チャックが治らない時の対処法についてお話ししました。特に手のかじかむ冬は、チャックのトラブルに遭遇してしまいがちです。
もしチャックが外れなくなってしまったり、壊れてしまったりした時も、焦らずに対処法を考えましょう。