トリック絵を描いてみたい方必見!簡単にできるトリック絵の書き方ご紹介!
皆さんはトリック絵をご覧になったことがありますか。トリック絵はトリックアートとも呼ばれ、人の目の特性を使って錯覚を起こし、不思議な感覚を与える絵のことを言います。
今回は、トリック絵を描く基本的な方法、簡単にかけるトリック絵の描き方をご紹介します。
トリック絵を描くときの基本をご紹介します!
1つの絵で2重の意味を表現する
トリック絵の基本の1つ目は、2つの意味をもつ1つの絵を描くことです。例えば、イギリスの漫画家が描いたW.E.ヒルという作品では、1つの絵の中に、右を向いて目を閉じている老婆と、右斜め後方を向いている若い女性という2つの意味が表現されています。
このようなトリック絵は見る人の見方によってどちらが見えるかが決まります。
実は、トリック絵における見え方は、たった1つのポイントで変わります。
W.E.ヒルという作品では、老婆の目と女性の耳が、そのポイントにあたります。
老婆の目と女性の耳といった1つのものに2つの意味を持たせるということが、トリック絵の1つ目の基本です。
平面の絵を色を用いて立体的に見せる
トリック絵の基本の2つ目は、人間の色彩感覚を利用して平面で描く絵を立体的に見せることです。これはトリック絵に限らず、絵の奥行きを出すときにも用いられる技法です。
色のグラデーションを用いて左右からどんどん色を濃くしていくと、本が開いているように見せられます。
中心部分を濃くすると脳が錯覚を起こし、平面に描いた絵が、まるで立体物であるかのうように見せられます。
簡単にかけるトリック絵の描き方をご紹介します!
まず初めに、2本の縦線を平行にして引きます。この線は薄く描きましょう。
次に、2本のちょうど真ん中を薄い線で結びます。
その後、最初に引いた2本の縦線の上の先端部分から、それぞれ濃い色で右斜め斜め方向に直線を書きます。
その際、2つの直線は、平行になるように注意してください。
この斜め平行に書く線は40度程度の角度をつけ、先ほど引いた真ん中の線の直線上と交わるところで止めます。
次に、真ん中の線で線対称になるように対称的に線を引きます。
そして、薄い線は薄い線同士で、濃い線は濃い線同士で、等間隔になるように横線を引いて、線同士をつないでいきます。
最後に、2本のちょうど真ん中の薄い線を基準に紙を90度に折り曲げます。
これをカメラで撮影すると、はしごがかかっているようなトリック絵が完成します。
まとめ
今回は、トリック絵を描く基本的な方法と、簡単にかけるトリック絵の描き方をご紹介しました。当社は「つくる。をめちゃくちゃ楽しむ会社」というスローガンを掲げ、ものづくりを行っております。
ものづくりについて気になる方は、ぜひホームページまでお越しください。